KBEAR 16芯純銅ケーブル:手軽にバランス接続と全域パワーアップを実現!軽量で持ち運びも便利なリケーブル

リケーブル

Shanling M6という強力なDAPを手に入れたので、どうしても体験してみたいことがあった。それがバランス接続。ただそれにはイヤホンのケーブルを変更する必要があるので、新たにリケーブルを入手した。

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KBEAR 16芯純銅ケーブル

そこで今回選んだのが、KBEARの16芯純銅ケーブル。販売サイトに型番が掲載されていないので正確には不明だが、箱を見る限り【KBX48419bro】というモデルだろうと思われる。

プラグやコネクターを様々選べる中で、4.4mmのQDCコネクターを選択した。

KBEAR KBX48419broのスペック

ブランドKBEAR
モデル16芯純銅ケーブル
KBX48419bro
芯数16
線材単結晶銅ケーブル
ケーブル長1.2m
プラグタイプ直型
2.5mmバランス
3.5mmアンバランス
4.4mmバランス
コネクターMMCX
2PIN
QDC
重量実測22g(QDC-4.4mm)

なぜか軽量な金具が結構いい感じ

KBEAR KBX48419broは16芯ケーブルなだけあって見た目はゴツく、16芯の部分で太さは約4mmほどある。ただ一つ一つの線材は細く柔らかい上、とても丁寧に編み込まれているので柔らかくしなやかに曲がる。タッチノイズもなく扱いやすい。

銅の色はとてもきれいで、各部のパーツは黒で締まっているので、非常にシックでかっこいい。派手なケーブルが多い中華リケーブルの中でかなり好みの色合い。

QDCコネクターは樹脂製だが、三又やプラグは金属製となっている。その割に手持ちの16芯ケーブル(NICEHCK C16-4やKBEAR KBX487812S+G)と違い、三又とプラグ部分が妙に軽い。同じ16芯4.4mmケーブルであるKBEAR KBX487812S+Gと比べてみたら、全体重量で6gも軽かった。形状は同じに見えるのだが、素材が違うようだ。

この6gは大したことが無いように思うかもしれないが、実際に使っていると結構大きな差を感じる。三又が重たいと、頭を下げさせられるような重みがじわじわと効いてくるのだが、それが比較的改善される。普段使いにかなり有用なケーブルだと思う(軽いケーブルが欲しい人は8芯などを選ぶべきだとは思うが…)。

唯一気になったのは、QDCコネクターがやたらときついこと。この辺は個体差や相性もあると思うので何とも言えないが、あるイヤホンではキツ過ぎたがゆえにイヤホン側のコネクターが割れてしまった。気になる人は2PINを選んだ方がいいかもしれない。

標準ケーブルからの変更で全域パワーアップが可能

KBEAR KBX48419broは純銅ケーブルを16芯全てにたっぷり使ったケーブルなだけあって、基本的に全音域をパワーアップさせるケーブルだと感じた。特に低中音域の厚みがぐっと増すので、TRN V90sのように標準ケーブルだとわずかに線が細く、低音域に少し不満を感じるイヤホンにはかなり効果が高い。音がよりくっきりはっきりとなり、わずかに感じていた曇りや元気のなさといった部分が払拭された。銀メッキケーブルに比べると確かに高音域の伸びに関しては劣る物の、中音域の厚みはこちらの方が上なので、全体的なパワーアップに向いているケーブルだろう。

AliExpressを使えば$20程度で販売しているショップも存在するので、気軽にリケーブルを楽しむのにちょうどいいケーブルだと思う。

追記:気に入ったので買い足しました

僕はこのケーブルの使い勝手の良さが気に入ったので、現在では4.4mm-MMCXモデルと4.4mm-2PINモデルを買い足した。どんなイヤホンでもバランス良くパワーアップを図ることができる上にお手頃価格で気軽に試すことのできるこのKBEAR 16芯純銅ケーブル、オススメ。

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