KBEARの16芯銅ケーブルを買ってみたので、せっかくだからとほぼ同じスペックを持つ銀メッキケーブルも買ってみた。
KBEAR 16芯銀メッキ銅ケーブル
それがこのKBEAR 16芯銀メッキ銅ケーブル。こちらも販売サイトには型番が明記されていないのだが、箱を見る限り【KBX487812S+G】というモデルだと思われる。S+GはSilver+Grayの線材の色を表しているのだと思われる。
プラグは4.4mmバランス、コネクターはTFZを選択した。
KBEAR 16芯銀メッキ銅ケーブルのスペック
ブランド | KBEAR |
モデル | 16芯銀メッキ銅ケーブル KBX487812S+G |
芯数 | 16 |
線材 | 銀メッキ銅ケーブル |
ケーブル長 | 1.2m |
色 | 銀/グレーミックス |
プラグタイプ | 直型 2.5mmバランス 3.5mmアンバランス 4.4mmバランス |
コネクター | MMCX 2PIN QDC TFZ |
重量 | 実測28g(TFZ-4.4mm) |
重量のあるメッキ部品が高級感を醸し出す
KBEAR KBX487812S+Gは細目の線材を16芯束ねたモデルで、16芯部分の太さはおよそ4mm。丁寧な編み込みにより非常に柔らかく曲がるので取り回しはよく、タッチノイズも感じられない。
銀色と灰色の金属光沢のある2種類のケーブルが使用されているが、どちらも中身は銀メッキ銅ケーブル。被膜の色の違いによる見た目のアクセントをつけている。キラキラしているが落ち着いた色合いだ。
金属製のプラグ・三又部分はずっしりとした重みがあり、高級感がある。耳から三又がぶら下がる関係上、できれば三又は軽い方が個人的には嬉しい。ただこのモデルは耳掛けフックが無いので、三又の重みによって耳にしっかりとケーブルがかかるようになっているようだ。
…しかし…KBX487812S+G…君、どっかでみたことあるよね?
NICEHCK C16-4にそっくりに見える(だからあえて選んだのだけども)。…金属部品の形状と、耳掛けフックが有るか無いかの差はあれど、多分線材は同じなんじゃないかなぁ…と。ショップブランドのリケーブルなのでそういうこともあるだろう。
純銅ケーブルからわずかに高音域の解像度がアップ
同社の16芯純銅ケーブルであるKBX48419broと比べてみたのだが、音質の差はごくわずかに有るように感じされた。純銅ケーブルでは標準ケーブルからの比較で全域がパワーアップする感触があったのに対し、このKBX487812S+Gではそこから少し高音域のきらめきが増す。解像度が高く耳に刺さり気味の高音を持つイヤホンだとそれは少し効きすぎるかもしれないが、例えばKBEAR KS2のようにうまくまとまって入るが高音の伸びがもう一つ欲しいようなイヤホンには効果が高いように思った。
国内通販や公式サイトでは$40程度で販売されているが、AliExpressのショップによっては約$20で販売されているので、シックで落ち着いた色合いの銀メッキ銅ケーブルが欲しいならよい選択肢になるのではないだろうか。
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